がん治療の限界を知る

がん治療の限界を知る

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「医療技術の進歩によって、不治の病といわれた患者にも救いの手が差しのべられるようになった。しかし、その頃から患者と医者の間でたたかいがはじまった。協力と信頼がもっとも必要な場であるにもかかわらず、お互いに尊敬どころか不信感ばかりを募らせるようになったのだ。」これは、クラウンドクターと呼ばれるアメリカの医師パッチ・アダムス(映画「パッチ・アダムス トゥルーストーリー」のモデル)の言葉です。

 

医療の進歩は目覚ましいものがあり、がん治療においても、根治が見込める治療が行われるようになってきました。しかし、すべてのがんを平均すれば、いまだ生存率は50%位なのです。また、安全を最優先した医療が行われているにもかかわらず、医療事故をゼロにすることは不可能です。医療現場は透明性を増してきていますが、医療そのものに限界があること、確実は保障できないことを患者側に理解してもらう必要があります。

 

がん治療の限界を知る

 

患者の生死につながるような診療が必須な、救急科、産婦人科、外科、小児科などは、今後の医療を背負うべき若い医師たちが及び腰になっていることもあり、医師が不足しています。医療現場は多忙を極めているのです。

 

患者側も、命について、医療に頼り切るのではなく、生老病死は持って生まれたものと理解した上で、ともに治療の道を歩んでくれるのであれば、医者側もより良いパートナーとしてもっともっと絆を深めることができるでしょう。


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