がんの転移について

がんの転移について記事一覧

がん研究の最先端とは?

ドイツを代表する観光都市のハイデルベルグは、学究都市としての歴史も長く、研究者や科学者に馴染みのある街です。1386年設立のハイデルベルグ大学は、ヨーロッパ最古の研究機関として名が知られています。ハイデルベルグ大学病院や、5人ものノーベル賞受賞者を出している1930年設立のマックス・プランク医学研究...

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肥満とがんの関係性について

ドイツがん研究所では、がん発症のおよそ4割はライフスタイルが原因であるとし、ライフスタイルの改善でがん予防ができる余地があるとみています。ドイツがん研究所によれば、がんのリスク要因として最大なのは、日本と同じで喫煙です。死亡率の最も高いとされる肺がんで亡くなった人は2011年ドイツ国内で4万3千人に...

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がんの転移を防ぐ方法とは?

ドイツがん研究センターでは、数多くある研究分野の中でも、特にがんの転移の問題を主に取り組んでいます。なぜならば、がん患者の死亡原因は主に転移によるものであることと、ひとたび転移がはじまると、治療に効果がなくなってしまうからです。同センターのハイケ・アルガイエル教授によると、がん発症者の9割は原発がん...

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がんの転移を防止するには、2つの方法がある

がんの転移のプロセスが解明されている現在、がん転移防止のために、原発がんからがん細胞が剥がれ落ちるのを防止することはできるのか、剥がれ落ちた細胞が他の臓器に定着しないようにするにはどうすればよいのか、この二つのアプローチで研究が進められています。ドイツがん研究センターでは、悪性黒色種(メラノーマ)を...

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がんの転移先は、どのようにして決まるか?

ドイツがん研究センターの分子生物学者ヘルムート・アウグスティンらは、さらに別の着目点でがんの転移にアプローチしています。がん細胞が転移する過程において、どのようにしてたどり着いた臓器に定着するのか、つまり健康な細胞をどうやって蝕んでいくかです。ある臓器で発生したがん細胞は、特定の臓器に転移する傾向が...

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がん幹細胞の発見について

「がん幹細胞」は、1990年代末にカナダのトロント大学のジョン・ディックによって発見されました。きわめて少数しか存在しないこの細胞は、がんの生命の源とされていますが、一方、正常な幹細胞こそ生命の源であるともいえます。このパラドックスは、どのように説明したらよいでしょうか。幹細胞は胚の発生をコントロー...

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がん幹細胞の特徴の見分け方とは?

がん幹細胞は、大腸がん、すい臓がん、肺がん、肝臓がん、乳がん、脳腫瘍や血液がんなど多くのがんから発見されています。ハイデルベルグ幹細胞研究所のトランプらは、がん幹細胞から生まれて、血管、リンパ管などに入り込んだ細胞だけが、転移能力をもつがん幹細胞であるだろうといっています。研究所では、乳がんの進行し...

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がんが転移して成長していく過程とは?

がん幹細胞が転移の犯人だということはわかりましたが、がん幹細胞を、その特徴から見つけ出すのは困難な道のりになりそうです。がん幹細胞は、その行動がとても複雑かつ多様なのです。このことは、がん研究センターとハイデルベルグ大学病院の共同研究機関である、ドイツ国立腫瘍疾患センターのハンノ・グリムの実験からも...

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がん幹細胞を死滅させる方法とは?

がんの治療法に目を向けてみましょう。がん発生過程で、がん幹細胞を死滅させるにはどうしたらよいでしょうか。がん幹細胞を破壊するには、活発に増殖しているものだけでなく、休眠期の細胞も標的にしなければなりません。休眠中の細胞は、微量の酸素とエネルギーだけで生きながらえるので、小さな隙間であるニッチに潜んで...

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