正常な細胞の増殖とは?

正常な細胞の増殖とは?

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成人の体を構成しているほとんどの細胞は、静止期という状態にあります。増殖するわけでもなく、ただ生きているという状態ですね。細胞の中でも、神経や筋肉の細胞は、一生の内で一回も増殖しないことは誰もが知っています。

 

筋肉を鍛えてムキムキになるのは、あくまでも増殖しているのではなく、細胞一つ一つのサイズが大きくなるからです。そして、これらの細胞が増えているようだと、それはガンということになります。

 

正常な細胞の増殖とは?

 

ですが、新陳代謝や刺激によって、正常な細胞も増殖する場合もあります。ですがそんな時も、ゆっくりとたまに分裂するだけで、またすぐに分裂を停止します。そしてやはり増えなくなるのです。

 

人間の臓器である肝臓を七割切り落としても、たった1週間後にはもとに戻ります。ですが、もとの大きさよりも大きくなることがありません。血液や皮膚、小腸や胃の粘膜の細胞も、傷ついた時に細胞を新しくするために、細胞繁殖を繰り返します。ですが、もとの数よりも増えることはありません。

 

 

なぜなら、細胞が増殖しなさいと命令する、増殖因子と呼ばれる物質を細胞が受け取った時だけ、細胞は分裂を始めます。ですがその細胞因子も、すぐに無くなるため、結果的に増殖しないのです。ところが、その増殖因子が無限に出続け、増殖を続けるとそれがガンということです。


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